AED48isgがデビュー
「救急の日及び救急医療週間」の出発式で
デビューしたAED48isgのメンバー
=8日夕、アルルタウン 市民救急Sの普及活動展開
「救急の日及び救急医療週間」(8-14日)の出発式で、歌とダンスで市民救急ステーションの普及活動を行うダンスボーカルユニット「AED48isg」(18人)がデビューした。ステージに登場したメンバーは、石垣市消防署の職員が作詞作曲した「レッツ・レジスター」を披露、明るく軽快な歌とダンスで会場に詰めかけた観客を楽しませた。
リーダーの上里ほのかさん(八重高2年)は「八重高ダンス同好会のメンバーが多い。小中学生もいて難しい振り付けがマスターできるか不安だったけど、みんなかわいい笑顔で頑張った」と感想を述べた。
田福真美さん(同2年)は「緊張しなかった。お客さんの数におどろいたけど、楽しかった。自分自身もAEDの知識を吸収し、口でも説明できるようになりたい」と抱負を語った。
新里梓さん(同2年)と新城幸花さん(同1年)は「元気に自分たちらしく臨んだ。振り付けはパートに分けて、みんなで考えた。今後は各事業所を回って(AEDを)宣伝し、仲間を増やしたい。自分たちのルールはメンバー同士、気を使わないこと」と述べた。
プロデューサー役の市消防署第1警備係の松田幸弘さんは「自分の子を進学させるような、嫁にやるような気分」と心境を話し、今後もさまざまなイベントに出演させ、2次募集などの展開も考えているという。
衣装を制作した小浜まどかさん(29)は「AED普及が目的なので、命を救う消防の制服をイメージした。メンバーには衣装の仕上げはあなたたちの笑顔と伝えた。衣装から使命を感じてほしい」と期待を寄せた。
AED48isgは同日、一日救急隊長も務めた。
八重山毎日新聞