沖縄産コスメと食品PR 東京 11日まで
県内業者が沖縄素材をつかった商品をPRした
ダイエット&ビューティーフェア2013
=東京・有明、東京ビッグサイト
【東京】
エステ・コスメティック関連業者が参加する国内最大級の展示会「ダイエット&ビューティーフェア2013」(主催=UBMメディア)が9日、東京・有明の東京ビッグサイトで始まった。県内業者が出展、県産の素材を使った健康食品や化粧品などをPRした。11日まで。
化粧品開発・販売のレイ企画(那覇市)は県内の農家で栽培した琉球ヘナと琉球藍を使った染料を開発。紺色の色素の藍とオレンジ色の色素を含有するヘナの粉末を配合したペーストで白髪を染め、配分量によって色分けできる。
大学で開発された技術を移転し商品化する沖縄TLOのライフスタイルイノベーション創出推進事業に採択され、商品化を進めている。市場調査を兼ね出展した中村はる美代表は「来場者の反応は上々。安心で安全な製品のニーズは高い」と話した。アンケートを基に価格を設定する。
県健康産業協議会は8社が出展し、島の天然素材を使用した県産化粧品「島コスメ」ブランドなどを打ち出した。本部町の名産アセロラで化粧水やクリームを販売するやんばる彩葉の比嘉ゑみ子代表は「沖縄の素材の良さを広く紹介する絶好のチャンス」と話した。
沖縄タイムス