塩アイス 売れるかな 粟国小中、職業教育で「商品開発」
新聞の書き方について学習する5・6年生
=6日、粟国小中学校
【粟国】
粟国小学5・6年生と中学校全校生徒を対象に、粟国村キャリア教育支援事業の一環として「商品開発」の授業が6日行われた。
授業内容は、中学生が企画提案や製造メーカーとの商談、製
造経費、販売価格などについて、数時間にわたり学習し、実際に本島での職場体験時に店頭販売を行う。小学生は、中学生の開発する商品を「広報係」として、新聞作成を行い、誰に、どのようにして情報発信していくかを学ぶ。
中学生らは、「商品開発とは」という基本を学習。粟国の塩を使用して開発する「アイスクリーム」を、どのような味なら売れるのかをグループワークを通して意見を出し合い、次回行われるメーカーとの商談に向けて、考えをまとめた。
小学生は、中学生をインタビューし新聞にまとめていく作業を行うため、新聞の作成方法や、記事のポイントについて真剣にメモを取りながら講師の先生から学んでいた。
(波平雄翔通信員)
琉球新報