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「しまくとぅば大切に」 来間小中で(宮古島;沖縄)

2013年9月19日 - スタッフ公式
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「しまくとぅば大切に」 来間小中で特設授業
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宮古各地で使われている方言の違いについて紹介
する野原さん (左) =来間小中学校
 市立来間小中学校 (知念安則校長) で18日、 「しまくとぅばの日」 にちなんだ特設授業が行われた。 講師を務めた野原勝也さん=上野=が地域によって方言の違いがあることなどを紹介しながら、 「自分たちが生まれた地域の言葉を大切にしてほしい」 と生徒たちに呼びかけた。
 特設授業は、 方言の発音や表現など、 共通語との違いに関心を持たせるとともに、 地域の言葉を大切に受け継いでいく態度を育てる目的で行われた。
  「受け継ごう、 我らのことば」 と題した特設授業で野原さんははじめに方言で自己紹介を行い、 方言について 「地域の生活や環境から生まれたものと言われている」 と説明した上で、 上野、 城辺、 久松、 佐良浜、 多良間でそれぞれハトの鳴き声を表現する方言について紹介し、 同じ宮古でも地域によって違いがあることを教えた。
 この上で野原さんは 「最近は方言を話せない人が多くなってきているが、 その地域に生まれた子どもたちは地域の方言を覚えていかないといけない。 皆さんが覚えた方言を後輩たちに伝えていくことで方言はいつまでも残る」 と語り、 次世代に継承していくことの大切さを訴えた。
  宮古新報

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