園児夢中 駅でしまくとぅば紙芝居
しまくとぅばを交えた紙芝居「めかるっちの大冒険」を
楽しむ園児たち=18日午前、おもろまち駅コンコース
子どもたちにしまくとぅばに親しんでもらおうと、沖縄都市モノレールは18日、おもろまち駅でしまくとぅば紙芝居会を開いた。真嘉比幼稚園の園児91人が、組踊の「銘苅子」を子ども向けにアレンジしたオリジナルの紙芝居を見た。
マジムンにさらわれた天女を主人公とキジムナーやシーサーが協力して助け出す物語を、紙芝居師のさどやんさんが、しまくとぅばを交えて演じた。
屋良凜々愛ちゃん(6)は「しまくとぅばは幼稚園で使うけど、家では話さない。好きなことばは、めんそーれー。やさしい感じがするから」と話した。
紙芝居の前に、さどやんさんが「うちなーぐちでは、どうやってあいさつするの?」と園児たちに聞くと、「ハイサイ」「ハイタイ」と元気な声が上がった。
沖縄タイムス