柱サボテン鬼面角 高く成長、花咲く
花を咲かせたキメンカク
成長し、花を咲かせたキメンカクと喜久里昭夫さん
=久米島町兼城
【久米島】
久米島町兼城に住む喜久里昭夫さん(68)の庭先で、柱サボテン鬼面角(キメンカク)がたくさんの花を咲かせ、地域の話題になっている。サボテンは喜久里さんが7年ほど前に友人から40センチほどの小枝を譲り受け、庭先に植えたところ毎年1メートルほど伸び、現在は約8・30メートル余、自宅2階より高くなった。
キメンカクはアルゼンチンやブラジルなど南米原産のサボテン。直径20センチ、樹冠の大きさは5メートルに達するものとあるという。7月から9月にかけて、月下美人に似た花を3回付ける。
朝7時にはしぼむ「一夜限りの花」。においや蜜に引かれ、明け方にはミツバチの多く群れる光景が見られる。3回目の開花で、約120輪の花が咲いた。
喜久里さんは「どこまで伸びるかとても楽しみ。きれいな花を付けるので多くの人たちに見てほしい」と話した。
(中島徹也通信員)
琉球新報