メニュー

乞い座に繁栄願い、ヤーマス御願 (来間島・宮古島)

2013年9月27日 - スタッフ公式
LINEで送る
Pocket

乞い座に繁栄願い、来間島のヤーマス御願
null
 来間島の伝統祭祀 「ヤーマス御願」 2日目の26日は、 3兄弟のブナカ (祭祀集団) がそれぞれに伝わる棒踊りを踊りながら集落内をパレードし、 引き続き雨乞い座で祝宴が行われ、 踊りなどを楽しみながら島の繁栄と豊年を願った。
この日、 島には年に一度の祭りを見ようと郷友や観光客も訪れて賑った。
 パレードは午後2時から始まり、 長男のスムリャーを先頭に次男ウプヤー、 三男ヤーマスヤーの順に山車が出発。
その後ろを女性が踊りながら歩き、 男性たちは四辻や小中学校前などで棒踊りを披露。 勇壮な掛け声とともに激しく棒を打ち鳴らして踊った。 雨乞い座では司女や自治会役員が座開きのクイチャーを踊り、 続いて3兄弟の順で棒踊りなどが行われた。 また来間小中学校の児童生徒たちもエイサーを披露した。
 同自治会の来間得良会長は 「ことしは3ブナカで19人の出生が報告され、 健やかな成長を祈願した。
来間島のみんなが協力して伝統あるヤーマス御願を継承したい」 とあいさつ。 スムリャー本家の長間盛史さんも 「島の繁栄を願う祭りを無事開催できて嬉しい。 来年も皆さんの素晴らしい笑顔を見たい」 と述べた。
  宮古新報

LINEで送る
Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です