県、しまくとぅば活用本作成 会話例など紹介
県はしまくとぅば普及推進のため、会話事例などを紹介したハンドブックや教育現場で活用できる読本を作成する。仲井真弘多知事が26日、県議会代表質問で明らかにした。浦崎唯昭議員(自民)の質問に答えた。
しまくとぅば県民運動推進事業として、9月議会に提案した補正予算案に約390万円を計上した。ハンドブックはいつでも取り出して会話の参考にできるよう、胸ポケットに入るサイズで20~30ページの小冊子を想定。日常会話や電話応答、観光案内などの会話事例を盛り込む。年度内に2千部作成し、ホームページでも見られるようにする。読本は、宮古地区や八重山地区などそれぞれの地域の言葉を冊子にする計画。
沖縄タイムス