園田と調布、国体開会式で“姉妹”エイサー
唐船ドーイを踊る町田遊星with町田の丘学園と園田青年会の
メンバー=28日午後、東京都調布市・味の素スタジアム
【東京国体取材班】
28日、東京都調布市の味の素スタジアムであった東京国体の総合開会式で、沖縄市園田青年会と同市内の知的障がい者らでつくる「きら星エイサー隊」が、交流のある東京の団体と一緒にエイサーを演じて会場を沸かせた。
同青年会が指導する東京の「町田遊星」などの“助っ人”として、沖縄から約30人、全体で約300人が晴れ舞台に立ち、「仲順流れ」や「かたみ節」「唐船ドーイ」など、国体用に編成した5曲を踊った。
比嘉大輝会長(27)は「沖縄の伝統芸能を、東京国体で演舞できて感無量」、「きら星」実行委員の桑江澄子さん(64)は「青年会の指導のおかげで手が合い、300人が一つになれた。これからは東京との『姉妹エイサー隊』にしていきたい」と喜んだ。
沖縄タイムス