台風一過、厄よけの泥 宮古でパーントゥ
泣き出してしまった子どもを抱きかかえるパーントゥ
=6日、宮古島市平良島尻
【宮古島】厄を払い、縁起を呼ぶとされる伝統行事「パーントゥ」が6日から、宮古島市平良の島尻集落で始まった。7日まで。
国指定の重要無形民俗文化財。つる草を体に巻き付け、全身に泥を塗った3体のパーントゥ(来訪神)が地域内を歩き回り、赤ちゃんや子どもたちを追いかけながら顔や体に厄よけのための泥を塗った。
台風通過後の曇り空の下、子どもたちや観光客は悲鳴を上げながら集落内を逃げ回っていた。
沖縄タイムス