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スポーツの秋 応援団長が魅力語る(沖縄)

2013年10月7日 - スタッフ公式
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スポーツの秋 応援団長が魅力語る
 スポーツの秋。ぽっこりおなかが気になっていても、始めるきっかけがない人もいるはず。まずは観戦でスポーツの素晴らしさを感じるのもありでは? そこでプロバスケットボールbjリーグの琉球ゴールデンキングス、日本フットボールリーグのFC琉球、日本ハンドボールリーグの琉球コラソンの各応援団長に、チームの魅力などを聞いた。
 (伊集竜太郎、村井規儀)
ど迫力の県産品バスケ キングス・大谷さん
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自身の経営する焼き鳥屋「白鳥(スワン)」の前で
決めポーズの大谷明正さん=那覇市泉崎
 琉球ゴールデンキングスの試合会場で存在感を示す白鳥の着ぐるみの男性が、「スワン大谷」で知られる応援団長の大谷明正さん(35)だ。
 日本のバスケに関心はなかったが、2007年の開幕戦を知人からもらったチケットで観戦。米プロバスケのNBAに近い「ショー」の雰囲気に感動した。試合を盛り上げるため、翌日から自身の焼き鳥屋にある着ぐるみ姿で、ゴール裏で旗を振り始めた。「キングスでは最初危ない人と見られ、会場から排除しようという話もあったらしいです」と苦笑いする。
 母体企業もない中で発足し、県出身選手も多いキングスの魅力を「県産品バスケ」と表現。将来はアジアや世界での活躍、県出身NBA選手の誕生を願う。「試合の緊迫感やダンクの迫力はすごい。バスケを知らなくてもショーを見る感覚で楽しめる」とPRした。
Jへ世界へ 夢も成長中 FC琉球・池間さん
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「FC琉球の可能性は無限大」と、ヘディングポーズの
池間弘章さん=那覇市牧志・フットボールカフェ「カンプノウ」
 FC琉球の応援団長、池間弘章さん(49)は、サッカー人気が県内に広がる前から地域リーグの試合に足を運ぶ。「スタジアムがないならそういう店を」と、フットボールカフェを開店するほどの熱の入れようだ。
 10年以上前、観客が関係者を除き池間さんだけの時もあった。「チームのホームページもないし、試合会場も分からなかったくらい」と振り返る。今では1万人を集めるまでになり「夢のよう」と胸を熱くする。
 チームはまだまだ発展途上。Jリーグという上のカテゴリーを目指し、そこで勝てばアジアや世界とも戦える-。「いろんな可能性が残されているのが琉球の魅力」。100年後も沖縄にあり続けるチームであってほしいと話す。
 「選手の激しい接触の音や、展開のスピード感は会場でしか味わえない。子どもの成長を見守るように、琉球も見守ってほしい」
スピード×技×雑草魂 コラソン・大嶺さん
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「豪快に投げ込むシュートが最高」とポーズをとる
大嶺一輝さん=那覇市・沖縄タイムス社
 顔を白く塗り、太鼓をたたいて会場を温める。「どれだけ琉球コラソンを盛り上げられるかが自分の仕事」と胸を張るのはチョンダラー大嶺こと大嶺一輝(いっき)さん(29)だ。
 ハンドボール経験のない大嶺さんだが、スピーディーな展開と華麗な技を繰り出す選手に魅了され、気付けば立派なファミリア(ファン)に。
 「名物的なファミリアがいたら面白い」との声に応えて、2011年にチョンダラー姿でデビューした。「恥ずかしかったが、応援に一体感がでてきた」と喜ぶ。初心者もオシメンがいればルールに詳しくなくても楽しめるという。お勧めは「東長濱もいいし、ルーキーの伊計も…。やっぱり全員」と絞りきれない様子だ。
 前シーズンはプレーオフを逃したが、その健闘は感動的だったと大嶺さん。「コラソンは雑草魂。より強くなる」と期待は膨らむ。
  沖縄タイムス

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