首里城祭の国王・王妃決まる 那覇市長に報告
王妃役の潮平樹利さん(左)と、国王役の古網雅也さん
=那覇市役所
25日から11月4日にかけて、那覇市の首里城公園や国際通りで開かれる「首里城祭」(同実行委主催)などで国王と王妃を演じる県民2人が決まり10日、翁長雄志那覇市長から認定証を渡された。
一般公募で選ばれた国王役は県立名護青少年の家職員古網雅也さん(35)=本部町、
王妃役は会社員、潮平樹利さん(30)=糸満市。
古網さんが着る皮弁服と呼ばれる伝統衣装は重さ約5キロもある。「衣装の重さは責任の重さ。歩き方など作法をゼロから学んで沖縄の文化を伝える国王になりたい」。潮平さんも「首里城が大好きなのであこがれの王妃になれて感激している」と語った。
国王、王妃役は琉球王国の文化を広めるため県や那覇市などでつくる同実行委が毎年選んでいる。二人は今後1年間、首里城関連の催しに参加する。
沖縄タイムス