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空襲前の那覇、 琉洋折衷の街並み復元(沖縄)

2013年10月16日 - スタッフ公式
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空襲前の那覇、模型化 琉洋折衷の街並み復元
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戦前の那覇市役所=那覇市歴史博物館提供
 戦前の那覇の街並みを再現しようと、那覇市は「昭和のなは」の復元模型を制作している。教育や観光分野で歴史資料として活用してもらうのが狙いで、完成後は市役所や市歴史博物館で展示する。年度内の完成を目指している。
 模型は、写真や資料を参考に、戦前の中心市街地だった那覇市役所や那覇郵便局など当時の東町周辺を予定している。スケールは100分の1で、大きさは縦2メートル40、横1メートル20ほど。建物だけでなく路面電車や客待ちする人力車なども作り、街のにぎわいも創出する。
 同博物館学芸員の喜納大作さん(29)によると、当時の那覇の建物は洋風の木造に赤瓦屋根といった“琉洋折衷”なものもあり、那覇郵便局などは県外から見に来る人もいたという。喜納さんは「10・10空襲で壊されてしまった戦前の那覇の街並みを復元し、多くの人に見てほしい」と話した。
 同博物館では、当時の写真を持つ人からの情報提供を呼び掛けている。電話098(869)5266。
   沖縄タイムス

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