「生きる希望持てる作品」 演劇公演「黄昏」
主演を務める演劇「黄昏」について語る津嘉山正種さん
(中央)=17日、沖縄タイムス社
劇団青年座による演劇公演「黄昏」(主催・沖縄タイムス社、同劇団)が11月6、7の両日、浦添市の国立劇場おきなわで開かれる。主役を演じる県出身俳優の津嘉山正種さんが17日、沖縄タイムス社を訪れ、上演に向けて意気込みを語った。
同作品は「老い」と「死」をテーマに、老夫婦と8年前に家出した娘家族の心の交流を描く。津嘉山さんは作品での演技が評価され、2010年度の芸術選奨文部科学大臣賞を受賞した。ほか出演は岩倉高子さん、田中耕二さん、野々村のんさん、横堀悦夫さんら。
津嘉山さんは「生きる希望を持つことができる作品だと思う。皆さんに舞台を見て楽しんでほしい」と来場を呼び掛けた。
公演の問い合わせは
沖縄タイムス社文化事業局、電話098(860)3588。
沖縄タイムス