サシバの渡り、下地島上空など約2万羽確認
秋の渡りで群舞するサシバ=13日午後3時頃、
下地島上空 (与儀一夫さん提供)
宮古野鳥の会 (仲地邦博会長) は、 平良松原と市役所伊良部支所屋上でサシバ飛来のカウント調査を行っている。 8日から始まった調査では会員らが双眼鏡などでカウントしており、 13日には伊良部島や下地島で2万羽余が確認されたという。
同会では14日に久松漁港広場で恒例となっている観察会を実施した。 親子連れなどが秋空に舞うサシバの群れを観察したほか、 サシバの特徴やエサ、 渡りのルートなどについて同会が解説し、 参加者たちは耳を傾けていた。
サシバは本州などで繁殖し、 越冬のため毎年 「寒露」 の頃になると大群で南下して東南アジア方面への渡りの途中、 休息のため宮古諸島に飛来する。
宮古新報