宮古島市議選、「3日攻防」に入る
強風の中、 選挙カーから投票を呼びかけるウグイス嬢
=市平良久貝
任期満了に伴い20日告示された宮古島市議会議員選挙 (定数26) は、 27日の投票日まで4日と迫った。
投票前日まで認められている選挙運動期間は残り3日。
選挙戦も終盤に突入し、 各陣営の動きも激しさを増してきた。
ただ23日は台風27号の接近に伴い北寄りの強い風が吹くものと予想。 23日には宮古島地方に 「強風注意報」 「波浪警報」 が発令され、 期日前投票への影響も危惧されはじめている。
23日は台風の影響で風が強く曇天にも覆われたが、 候補者の多くは前日までと同様、 朝から街頭に立って 「あいさつ運動」 を展開。 午後からは、 選挙カーから流れるウグイス嬢の声もかき消される程の強風が吹き荒れたが、 街中を駆ける選挙カーの量が減ることはなく、 夜8時まで盛んに投票を呼びかけるスピーカーの音が鳴り響いた。
気象台によると、 「3日攻防」 に突入する24日も近海を通る台風の影響で大荒れの天気となる模様。 ある候補者陣営の幹部は 「心配だが、 3日攻防に入るだけに手を緩めるわけにもいかない。 状況を見ながら対応することになる」 と回答。 他陣営の幹部も 「天気を見ながら他の幹部とも相談してどうするか決めたい。 選挙カーのルートを変えるかどうか検討したい」 と答え、 風の動きを見て行動計画を立て直す考えを示した。
今市議選には現職、 元職、 新人を合わせた33人が立候補。 定数26を巡り、 連日激しい集票争いを繰り広げている。
宮古新報