空手継承 功績たたえる 7氏に功労賞贈呈
第5回沖縄空手道古武道功労賞を受けた(前列左から)阿波根直信氏、与那嶺幸助氏、比嘉稔氏、喜友名朝孝氏、(後列左から)知念正常氏、照屋幸栄氏、宮城驍氏=23日、那覇市のパシフィックホテル沖縄
第5回沖縄空手道古武道功労賞の贈呈式が23日、那覇市のパシフィックホテル沖縄で開かれ、空手の継承発展に貢献した7人に賞状が手渡された。
賞を受けたのは喜友名朝孝氏(少林流)、比嘉稔氏(小流)、
宮城驍(たけし)氏(同)、照屋幸栄氏(剛柔流)、知念正(同)、
与那嶺幸助氏(昭平流)、阿波根直信氏(古武道)。仲井真弘多知事の代理であいさつした高良倉吉副知事は「7人は空手・古武道の継承や青少年の健全育成、国際交流に尽力してきた」と功績をたたえた。
受賞者を代表して喜友名氏が「受賞の栄誉に恥じないよう空手・古武道の継承に尽力する」と決意を述べた。沖縄空手道古武道功労賞は琉球新報の創刊100年を記念する事業として1993年に始まり、5年ごとに表彰している。今回は創刊120年記念事業として実施された。
琉球新報