首里城祭始まる 100人空手演武
「普及型一・二」を披露する沖縄空手道小林流大信館協会
の子どもたち=25日午後4時半ごろ、那覇市・首里城公園
琉球王朝時代の芸能や文化を再現する「首里城祭」(主催・同実行委員会)が25日、始まった。「空手の日」の同日は、関連イベントとして城の御庭で、初めて記念演武が披露された。
県指定無形文化財保持者を含む県内の空手家100人が参加。切れ味鋭い動きで空手の魅力をアピールした。空手発祥の地の沖縄から県内外へ空手を広めるための県の取り組みの一つ。
那覇市立松島小5年の仲尾隼人君(10)、姉で同小6年の優生さん(12)は「沖縄を代表する首里城で演武できてうれしい。多くの人に沖縄空手を伝えたい」と話した。
首里城祭は11月4日まで。冊封使行列・冊封儀式(26日、首里城公園)、琉球王朝絵巻行列(27日、国際通り)、琉球王朝祭り首里「古式行列」(11月3日、首里城公園)などを予定している。
沖縄タイムス