川平湾で新種生物? 県の生態系調査で発見
川平湾で発見された「新種」と思われる甲殻類
川平湾をモデル海域に閉鎖性海域における堆積赤土等の対策手法を検討している第4回委員会では、川平湾に流入する濁質成分やサンゴの骨格などの詳細な調査が行われている中、生態系調査では「新種」と思われる甲殻類が数種類発見されたことが報告された。
アナジャコ科やスナモグリ科の一種と思われる生物で、同調査を行っている株式会社東京久栄(埼玉県)の八代幸太郎主任研究員は「新種の可能性もある」という。
川平湾の生態系について八代研究員は「琉球列島の典型的な内湾環境で特殊な環境も存在している」と話し、見つかった甲殻類の詳細を調べていくという。
八重山毎日新聞