「貴重な体験に感謝」…屋部小児童ら
池間島での活動終える
受け入れた民泊の住民に感謝の色紙を贈った屋部小
の児童たち=池間離島振興総合センター
池間島で 「民泊・暮らし体験」 をした名護市立屋部小学校5年の児童たちが3日間の活動を終え、 1日に島を離れた。 同日午前10時から池間離島振興総合センターで離島式があり、 児童たちは楽しかったことなどを話したほか、 受け入れたNPO法人いけま福祉支援センター (前泊博美理事長) のメンバー、 民泊の住民らに感謝の気持ちを伝えた。
児童を代表し、 大城夢夏さんが 「快適に過ごすことが出来たのは地域の皆さんのお陰であり、 自分の子どものように受け入れてくれてありがとう。 貴重な体験が出来たことは幸せであり、 この経験は一生忘れません」 と話した。
多賀ひとみ教頭は 「民泊の皆さんが我が子のように接して楽しませてくれた。 サバニ漕ぎや魚さばきなどは貴重な体験であり、 交流会のクイチャーも楽しかった。 子どもたちはこの経験を宝物としてこれからに生かしていく」 と述べた。
民泊を受け入れた家族を代表し、 前泊貞一さんが 「早いもので、 きょうでお別れとなる。 皆さんが楽しんだことが一番うれしい。 今度はお父さん、 お母さんを連れて来てほしい」 と呼びかけた。
会場では、 児童たちがお世話になった17の民泊の住民にそれぞれ感謝の言葉を書いた色紙を贈った。 最後は全員で記念撮影し、 別れを惜しんでいた。
宮古新報