平良大浦などで史跡めぐり─市立図書館北分館
史跡巡りで、 下地さんの説明を聞く参加者たち
=平良大浦
宮古島市立平良図書館北分館の郷土史講座 「史跡巡り」 が2日に行われ、 同講座受講者や一般市民ら約40人が参加した。 宮古郷土史研究会の下地和宏さんの案内で平良大浦のトーガー (唐井)、 島尻遠見跡、 狩俣の石門など史跡を回り説明を受けた。
午後1時半から行われた史跡巡りは、 最初にトーガーを訪れた。 大浦集落入口のフギンミ (フグ峰) の裾野と畑地が接する場所にあるトーガーついて、 「古老たちによると、 この付近に漂着したと伝わる中国人 (唐の人) との関わりで、 後にトーガーと呼ぶようになった」 などと説明していた。 島尻では島尻元島や島尻ンマリガー、 狩俣では四島の主の墓、 狩俣の石門、 狩俣遠見跡、 狩俣の四元 (ユームトゥ)、 イスゥツ御嶽などを巡った。
参加者たちは説明に熱心に耳を傾けメモを取りながら、 積極的に質問する人もいた。
宮古新報