秋の全島闘牛大会 10日正午激突
結びの一番に行われる全島一優勝旗争奪戦は最強牛を決める戦い。これまで67頭のチャンピオンが誕生している。写真は今年5月12日うるま市石川多目的ドームで行われた古堅モータース☆若力と東山優武勝の激戦。優武勝のハネ上げで一瞬宙に浮く若力
第100回秋の全島闘牛大会(主催・県闘牛組合連合会、後援・沖縄タイムス社)が10日正午からうるま市石川多目的ドームで開かれる。
1962年にスタートした全島闘牛大会(年2回開催)は今回節目となる100回目。闘牛は筋書きのない真剣勝負で、その最大の魅力は迫力場面といわれる。会場に沸き上がる大歓声や地響きのようなどよめきがそのインパクトの強さを示しているが、沖縄の伝統的娯楽として延々50年以上にわたって変わらぬ人気を集めている理由だろう。
さて、今大会はどんなドラマが出現するのだろうか。大会を前に闘牛ファンの期待は最高潮に達しつつある。県内各地に200頭以上いる猛牛の中から選抜された精鋭牛26頭が出場する。13取組が予定され、闘牛ファン待望のゴールデンカードがめじろ押しだ。
目玉は最後の3取組。各階級(無差別、中量級、軽量級)の優勝旗を懸けたタイトルマッチが連続で行われる。
入場料は大人3000円(女性2000円)、中高生1000円、
小学生以下は無料。
(又吉利一通信員)
沖縄タイムス