集落挙げイベント 北中城村できょうから
「スージグヮー美術館」に向け、空き家を花で彩る準備を
進める関西大学の学生ら=北中城村大城
【北中城】
集落全体を美術館に見立てた北中城村大城の恒例イベント「スージグヮー美術館」が9、10日の両日、同区で開催される。隣接する荻道区でも「荻道ひまわりの郷まつり」が開かれる。
「荻道ひまわりの郷まつり」で飾り付けするヒマワリや配布する苗を手入れする区民=北中城村荻道
「スージグヮー美術館」では路地にずらりと並ぶ陶芸家によるやちむん市や区民の作品展、自慢の庭を開放したオープンガーデンなどがある。
関西大学都市設計研究室の学生がことしも参加。
集落内に設置されたQRコードを携帯電話で読み込むと大城区のかつての風景などが表示される「まちかどギャラリー」などを計画している。
ヒマワリに囲まれた地域づくりに取り組む荻道区では、作品の総合展示や黒糖体験などを開く。ヒマワリの苗も無料で配布する(1日200本)。
琉球新報