ツール・ド・おきなわ:初山初V 普久原6位
やんばるの山並みを背にアップダウンが続く山道を駆け上がる選手たち=10日、国頭村・普久川ダム
(勝浦大輔撮影)
【ツール・ド・おきなわ取材班】
自転車競技の祭典「ツール・ド・おきなわ2013」最終日は10日、名護市21世紀の森体育館周辺を発着点に各種ロードレースを行った。
国際自転車競技連盟(UCI)公認・男子チャンピオンレース210キロは、初山翔(ブリヂストンアンカー)がゴール前の激しい接戦を制し、5時間22分46秒で初の頂点。
日本人として2年ぶりに王座を奪還した。また唯一の県勢、普久原奨(宇都宮ブリッツェン)が6位に食い込む健闘を見せた。女子国際レース100キロは、招待選手のファン・ドン・ヤン(中国)が優勝した。
ジュニア国際レース140キロは劉廣(ラオ・ワン=香港)に栄冠。市民レース210キロは清宮洋幸(千葉県)が初優勝を飾った。
県内各地からボランティアが駆け付け、大会を支えた。今回は第25回の節目の大会となった。
主催はNPO法人ツール・ド・おきなわ協会、北部広域市町村圏事務組合、日本自転車競技連盟、共催は県、特別協力は沖縄タイムス社、琉球放送、NHK沖縄放送局。
協力お礼
「ツール・ド・おきなわ2013」は10日、沿道の皆さまのご協力で、無事終了いたしました。各警察署、救護関係者、ドライバーの方々、ボランティアの皆さま、ご協力をいただいた企業各社にお礼を申し上げます。
NPO法人ツール・ド・おきなわ協会
沖縄タイムス