明治神宮野球:沖尚、決勝進出 岩国に11―1
岩国―沖尚 4回裏沖尚2死一、二塁、適時打を放った砂川修が挟まれる間に、一走・山城大智がコールドを決める11点目の生還=神宮球場
(磯野直撮影)
【明治神宮大会取材班】
第44回明治神宮野球大会は19日、神宮球場で準決勝が行われ、沖縄尚学高(九州)は11―1で岩国高(山口・中国)を五回コールドで破って、決勝進出を決めた。県勢の決勝進出は1997年に準優勝した沖縄水産以来、16年ぶり。
沖尚は猛打が爆発。四回までに11安打を放って11得点した。初回に4番安里健の適時打などで2点を先制すると、二、三回もそれぞれ1点を追加。四回には打者一巡で一挙7点を奪った。
投げては、今大会初先発の神里廣之介(1年)が2回1失点。後を継いだエース山城大智が無失点で締めた。
沖尚は20日の決勝で、日本文理大(新潟・北信越)と対戦し、県勢初優勝を懸ける。
沖縄タイムス