メニュー

シラコバト、べニヒワ…石垣に「珍鳥」続々(沖縄)

2013年11月19日 - スタッフ公式
LINEで送る
Pocket

シラコバト、べニヒワ…石垣に「珍鳥」続々
null
リュウキュウキジバトと並んで餌を探すシラコバト(手前)
=13日、石垣市内
(小林雅裕さん撮影)
 【石垣】石垣市内で「珍鳥」の飛来が相次いでいる。石垣島フィールドガイド「SeaBeans」の小林雅裕さん(38)が13日にシラコバト、14日にベニヒワ、コミミズクの撮影に成功した。いずれも県内での観察例は少ない。
null
市街地の電線で羽を休めるベニヒワ
=14日、石垣市内
(小林雅裕さん撮影)
 シラコバトは石垣島と宮古島で1例ずつ観察があり、県内では今回が3例目。ユーラシア大陸や北アフリカに分布し、国内には江戸時代にタカ狩りの餌などで移入され、主に埼玉県で野生化した。生息範囲が同県越谷一帯に狭められ、1956年に国の天然記念物に指定された。埼玉県の県鳥。石垣市では9日に旅行中の愛鳥家が発見したほか、小林さんは稲刈りを終えた田んぼで数百羽のリュウキュウキジバトの中から、シラコバト1羽を見つけた。
null
草むらから顔をのぞかせるコミミズク
=14日、石垣市内
(小林雅裕さん撮影)
 ベニヒワは過去に西表島や沖縄本島で観察記録はあるが、石垣島では初めてとみられる。北国の野鳥で、県内への飛来は非常に珍しい。コミミズクは春と秋にまれに飛来する。小林さんは「非常に珍しい野鳥と会うことができ、観察を楽しんでいる」と喜んでいる。
  沖縄タイムス

LINEで送る
Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です