24日、宜野座でバーガーフェスタ 県内13店舗結集
初のバーガーフェスタの成功に向けて意気込む
出展店舗関係者ら=15日、宜野座村
【宜野座】
県内各地の独創性あふれるバーガーショップが集う「第1回バーガーフェスタINぎのざ」(同実行委員会主催、宜野座村観光推進協議会、琉球新報社共催)が24日、村松田区内の旧国道を歩行者天国にして開かれる。県内ではB級グルメやAランチなどを取り上げた食のイベントが注目を集める中、同フェスタはバーガーに注目した県内初イベントだ。名護市から南風原町までの13店舗が地域の食材を使い、趣向を凝らしたバーガーで競う。
同フェスタは宜野座村観光推進協議会の職員らが、観光客などを引きつける「何か」を創造しようと企画した。アイデアの種は「宜野座バーガー」だ。
村はプロ野球・阪神タイガースの春季キャンプを受け入れているが、訪れた猛虎ファンがコンビニ弁当を食べる姿が目立っていた。同協議会は、「せっかくなら地元食材を食べてもらおう」と村内店舗の協力を得て開発した。
第1回のフェスタは、県内のバーガー店舗と連携し、地元活性化の種を成長させる狙いがある。業者間で味付けやセンスを間近に見られる機会でもあり、賛同した店舗関係者は「他の店舗からたくさん学びたい」と意気込んでいる。
同フェスタで1位に選ばれた店舗は、鳥取県で開催される「とっとりバーガーフェスタ2013 全国ご当地バーガーグランプリ!」に派遣することも検討中だ。
同協議会の仲間赴人事務局長は「訪れて、食べてもらうことで地域資源を知り、地元に対する誇りを感じてほしい」と多くの来場を呼び掛けた。
琉球新報