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自分らしく素直に撮る、(来間小中・宮古島・沖縄)

2013年11月23日 - スタッフ公式
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自分らしく素直に撮る、比嘉さん来間小中で写真講座
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児童に撮影をアドバイスする比嘉さん=来間島
 名護出身でニューヨーク在住の写真家・比嘉良治さんによる写真スキルアップ講座が22日、 市立来間小中学校 (知念安則校長) で行われた。 比嘉さんの写真講座は4回目を数え、 今回はデジタルカメラをプレゼント。 児童生徒たちはさっそくカメラで自分たちの身のまわりにある自然や風景、 生活などを写真に収め、 互いの作品を発表していた。 比嘉さんは 「自分を素直に出して撮りたいものを撮ってほしい」 などとアドバイスした。
 同講座は比嘉さんと来間小中との写真を通した交流、 また児童生徒の素直な目で見た 「来間島の日常」 をデジタルカメラに収め、 島の歴史として保存することなどを目的に行われている。 今回は比嘉さんの他に写真家の田中昭史さん、 藤原パウラさん、 北義昭さんらも講師として来島した。
 撮影会は午後2時から、 島内で2グループに分かれて行われた。 児童生徒たちは集落内を散策しながら興味の赴くままに島の人や牛、 馬、 御嶽、 農作物、 草花、 チョウ、 上空を通過する旅客機などにレンズを向けていた。 比嘉さんは子どもたちに自由に撮影させ、 一緒に島の風景を楽しんでいた。 撮影後は学校で互いに写真を発表した。
 伊礼二千花さん (小6) は 「一番驚いたのは、 私はただ撮るだけで何も考えていなかったけど、 写真の先生たちがきれいに撮るのを見て勉強になった」 と感想。 砂川進一くん (中3) は 「カメラのことを色々と学べて良かった。 プロから教えてもらいとても良い経験になった。 もらったカメラで来間の色々な風景を撮りたい」 と話した。
 比嘉さんは 「皆さんの写真は来るたびに上手になる。 自分を素直に出して自分の撮りたいものを撮っている。 人が何を言おうと気にせず、 自分の好きなものを撮ってほしい。 うまく行かないときは連絡してほしい」 と述べた。
 写真講座について知念校長は 「色々な人と接することで子どもたちの心に色んなことが芽生えていく」 と期待していた。
  宮古新報

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