與那城美和さん初CD「宮古島を唄う」発売
琉球舞踊の地謡や宮古民謡の歌い手として活動する宮古島市平良西仲宗根出身の與那城美和さん (47) がこのほど、 CD 「宮古島を唄う~かなすあーぐ」 (定価1500円) =写真=を発売した。 12月7日に響和楽器ホールで発売記念ライブを予定しているが、 すでにチケットは完売した。
與那城さんは小学4年生ごろから 「工工四」 を覚え、 三線を引き始めた。 琉球古典民謡の野村流伝統音楽協会の与那覇寛仁氏に師事し、 琉球古典芸能コンクール (琉球新報社主催) で新人賞、 優秀賞、 最高賞を獲得。 2009年に同協会教師。 このほか、 久田流家元久田多嘉子舞踊研究所の教師免許を取得した。
09年、 宮古島市総合博物館の講演会の初めて古謡を唄ったことをきっかけに、 現在は宮古の民謡や古謡の研鑽に努めている。 CD収録曲は 「大世栄」 をはじめ、 ▽崎田川▽與那武岳金兄小▽なりやまあやぐ▽伊良部とうがに▽池間の主▽狩俣のイサミガ▽東里真中│の全8曲。 また、 幻の名歌といわれる古謡 「白鳥ぬアーグ」 も収録した。
CD 「宮古島を唄う」 の販売は、 TSUTAYA沖縄宮古島店、 響和楽器。 12月中旬には沖縄本島でも発売予定。
宮古新報