安慶名君を助けよう 8日、支援団体がドナー登録イベント
多くのドナー登録を呼び掛けるイベント主催者
=2日、西原町の兼久公民館
【西原】
2011年に急性リンパ性白血病と診断された西原町の安慶名一矢さん(19)を支援する団体が8日午後2時から、那覇市久茂地の県民広場で骨髄バンクへのドナー登録を呼び掛けるイベントを開催する。イベントを主催する兼久区の人々は「同じ病に苦しむ人々の力にもなりたい」と協力を呼び掛けている。
兼久青年会によるエイサーや同区旗頭保存会、那覇市の泉崎旗頭保存会の演舞が披露される。約3千枚のビラを配布し、100人以上のドナー登録を呼び掛ける考えだ。
安慶名さんは現在、抗がん剤治療を受けながら、適合するドナーが見つかるのを待っている。
父親の賢さん(49)は「一矢だけでなく、同じ病気に苦しむ方にも適合するドナーが見つかるかもしれない。多くの方に登録してほしい」と話した。
ドナー登録は、県民広場近くの久茂地セントラルビル3階献血ルームで行うことができる。
琉球新報