「たらぴん」です 多良間村、100周年で公式キャラ
多良間村のイメージキャラクターに決まった「たらぴん」
(仮)(多良間村提供)
【多良間】
多良間村(伊良皆光夫村長)のイメージキャラクター「たらぴん」(仮)が、11月28日の村制100周年記念祝賀会でお披露目された。
キャラクターは10月1日から1カ月間公募し、応募計41点の中から、宮古島市の松本美紀子さんの作品が選ばれた。
たらぴんは子ヤギの男の子で、琉球王朝時代に宮古圏を治めた豊見親(とぅゆみや)の格好をして遊んでいる。多良間島の特産品である黒糖が大好きで、手にはサトウキビを持っている。
将来の夢は立派なひげを生やし、国の重要無形民俗文化財に指定されている多良間村の豊年祭「八月踊り」で豊見親役を演じることだという。
村によると、松本さんは「数年前に八月踊りを見て感動した。大人から子どもに芸能がきちんと伝承されることは素晴らしいことだ。キャラクターに決まりうれしい」と話しているという。
同時に記念モニュメントも発表され、同じく松本さんがデザインした「海亀の見る夢」が選ばれた。どちらも名前やデザインを微調整する可能性があるとしている。
琉球新報